車に乗っていると、避けられないのが「小さなへこみ」。とくに多いのが、隣の車のドアが当たったり、荷物の出し入れの際にぶつけてしまったりしてできる、ドアの小さなへこみです。
見た目はほんのわずかなへこみであっても、オーナーとしては気になるものですし、修理するかどうか迷う方も多いのではないでしょうか。オートガレージ車屋では、こうした「小さなへこみ」に関するご相談も多数お受けしています。
この記事では、ドアのへこみを放置するリスク、修理方法と費用の目安、修理先の選び方など、知っておきたいポイントをまとめてご紹介いたします。
小さなへこみでも放置はNG?気をつけたいポイント
車のボディは、ただの見た目だけでなく、外的ダメージから乗員を守る役割も持っています。たとえへこみが小さくても、塗装がわずかに剥がれているだけで、その部分からサビが進行してしまう可能性があります。
特に北海道のように、冬場に融雪剤が撒かれる地域では、金属部分の腐食が早く進む傾向があります。へこみ部分が原因でサビが広がり、最終的には板金修理に加えて広範囲の塗装が必要になってしまうこともあるのです。
そのため、ドアの小さなへこみであっても、「見つけた時点で対処する」というのが愛車を長く大切に使うための基本といえます。
小さなへこみの修理方法にはどんな種類がある?
ドアにできたへこみの修理には、大きく分けて3つの方法があります。
一つ目は「デントリペア」と呼ばれる方法で、塗装に傷がない小さなへこみに適しています。専用の工具を使って裏側からへこみを押し戻す作業で、パテや塗装を使わないため、短時間・低価格で修理が可能です。
二つ目は「パテ埋めと再塗装」を行う一般的な板金塗装です。塗装に傷がついていたり、へこみが深い場合に選ばれます。こちらはへこみを整形したあとにパテを使って表面を滑らかにし、最後に塗装を行います。
三つ目は、ドアそのものの「部品交換」です。これは大きな損傷や、修理よりも交換した方が安いケースに選ばれる方法ですが、小さなへこみの場合は基本的に対象外となります。
オートガレージ車屋では、お車の状態を丁寧に確認し、最適な方法を提案しております。塗装に傷がないかどうか、へこみの位置や深さなどを見極め、無駄な費用がかからないよう心がけています。
修理費用の相場は?気になる金額感
ドアの小さなへこみを修理する場合の費用は、へこみの大きさや深さ、場所によって変動しますが、おおよその目安としては以下のようになります。
デントリペア:10,000円〜20,000円前後
板金塗装(パテ・再塗装あり):30,000円〜50,000円前後
たとえば、コンビニの駐車場などでついてしまった5cm程度のへこみで、塗装に傷がない場合は、1万円台で済むこともあります。しかし、塗装に傷があると、色合わせや再塗装の手間が増えるため費用は上がります。
私たちオートガレージ車屋では、実際にお車を見せていただいた上で、正確な見積もりをご提示しています。事前に写真をお送りいただければ、ある程度の金額をお伝えすることも可能です。
保険を使うべきか?実費で直すべきか?
自動車保険(車両保険)に加入していれば、小さなへこみの修理でも保険を使える場合があります。しかし、保険を使用すると翌年以降の等級が下がり、保険料が上がってしまうケースもあるため、判断が難しいところです。
修理費が数万円程度であれば、保険を使わずに実費で直した方が結果的にお得になる場合もあります。オートガレージ車屋では、保険を使うべきかどうか迷った際のアドバイスも行っております。保険会社とのやり取りが不安な方も、お気軽にご相談ください。
修理を依頼する際のポイント
ドアのへこみ修理を依頼する際は、「安さ」だけで選ばないことが大切です。値段だけを見て業者を選ぶと、仕上がりにムラがあったり、色味が合っていなかったりというケースもあります。
オートガレージ車屋では、仕上がりの自然さを何より大切にしています。色合わせも時間をかけて行い、修理跡が目立たないように仕上げることを徹底しています。また、塗装の光沢感や質感までこだわることで、「元の状態と変わらない」と感じていただけるよう努めています。
事前見積もりや納期の確認、修理内容の説明なども丁寧に行っておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。
まとめ
小さなへこみでも、放置してしまうと見た目の劣化だけでなく、サビや腐食といった車体のトラブルにつながることがあります。ドアにできたへこみは気づいた時点で対処することが、愛車を長く綺麗に保つためのポイントです。
修理方法にはデントリペアや板金塗装などがあり、費用は状態に応じて変わります。オートガレージ車屋では、無料見積もりと丁寧な対応で、お客様の不安を解消しながら最適な修理をご提案しています。