板金塗装は車の傷や凹みを修理するときによく使われる方法です。
この記事では、
・板金塗装とは?
・板金塗装のやり方
・板金塗装の作業工程
を車の専門家がご紹介します。
車の修理方法について理解を深めたいときや、車の修理方法を選ぶときに役立てていただければと思います。
■車の板金塗装とは板金修理と塗装修理のこと
車の板金塗装とは、板金修理と塗装修理の2つの作業を併せた言葉です。
板金塗装の「板金修理」とは、車体を叩いたり伸ばしたりして、凹凸をなくす作業のことです。
車をぶつけたり、引っかいたりしたときは、車体に引っかき傷や凹み傷ができています。
この車体にできた凹凸を元に戻す作業が板金修理です。
板金塗装の「塗装修理」とは、車体に塗料を塗る作業のことです。
事故などで車体に傷ができると、その部分の塗料は剥げています。
板金修理で元に戻した傷痕に塗料を塗る作業が塗装作業です。
■車の板金塗装のやり方と作業工程
車の板金塗装の基本的なやり方は「まずは板金修理をして、それから塗装修理」という流れです。
やり方の具体的な流れは次のようになっています。
やり方①まずは車体の傷の引き出し作業
やり方②車体の傷のパテ盛り研磨作業
やり方③車体の塗装作業
やり方の①と②が車体の凹凸・傷を元に戻す作業です。
やり方の③が車体の塗装修理の作業になります。
まずは車の傷や凹みを作業道具で引っ張ったり、叩いたりして元に戻します。
板金塗装の板金修理です。
このやり方で車体を元に戻すわけですが、あまりにも傷が大きい場合や、板金修理で修復が難しい場合は、車の部品交換の必要があります。
部品交換するか。
板金修理のやり方で修理するか。
これもやり方①のタイミングで専門業者のスタッフが判断し、お客様に説明するという流れです。
車体の傷や凹みは叩いたり、引っ張ったりして修理しますが、それだけですべてが元通りになるわけではありません。
車体の凹みの場合、その凹み部分にパテを盛り、さらにキレイに修理します。
凹みや傷をしっかり消すための作業です。
やり方③は板金塗装の塗装作業になります。
やり方①で引っ張ったり叩いたりして修理した車体に、さらにやり方②で微細な凹みをなくすためにパテ盛りをします。
しかし、やり方①と②だけでは、下地が露出したままです。
このままでは傷や凹み部分の塗装が剥げたままなので、最後に傷や凹み部分に車と同じ色の塗料を塗って仕上げるという流れになっています。
■最後に
車の修理方法である板金塗装のやり方や流れについて解説しました。
板金塗装のやり方は流れで説明すると「簡単そう」「自分でもできそう」と思うかもしれません。
車の板金塗装はやり方は単純ですが、専門業者・スタッフの技術力がはっきり出てしまう修理方法です。
技術力のない専門業者が担当すると、修理箇所が分かってしまいます。
車の修理で板金塗装を考えているなら、まずは当社へご相談ください。
北斗市の当社は板金塗装・車の修理技術には自信があります。
保険での板金塗装にも対応しており、費用の安さにも自信があります。
車の凹みや傷をキレイに修理したいなら、北斗市のオートガレージ車屋にお任せください。